新春展望
青果業界はスーパーの台頭で八百屋時代から大型量販店の時代へと
昭和42年、神田市場の東印東京青果と東京丸一青果が合併した。
取扱高全国一位と二位の青果卸の合併であったから1600億円を
そして量販店対応も開発部をつくり積極的に展開した。
しかし量販店は台頭してきたものの、未だ未知のものであった。しかも八
このときの目玉になったのが「せり取引」から「予約相対取引」で
これは制度的に問題があったものの、東京青果は新たな取引のノウ
商社との業務提携もこうしたノウハウのなかで取り組まれて
ともあれ、この合併は時代の先を読む合併で、平成不況の合併とは
最近の卸間合併、あるいは卸と仲卸の合併は時代の先が読めない、
これは戦略なき合併で意味がない。
平成時代になると、経営不振で全国の中央卸売市場の卸売会社は合併することで、このの危機を乗り越えようとしているが、シナジー効果が発揮できていないのだ。
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