2014年4月15日火曜日

野菜は食べ過ぎて害になることはありません

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原三郎さんからシェアしました。

原三郎さんのプロフィール

NPO法人 日本マルベリークラブ

代表理事 President · 2004年6月から現在
桑・カイコ・絹の新しい機能の解明とその利用方法の研究、それらの効果の普及活動

Studies, development and promotion of new functions and utilization of mulberry, silk-worm and cocoon.



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大腸の中って、腸内細菌がいっぱい、なんて思っていません?
 
ところがそうではないようなんです。


だってね、大腸へ入った食物は出口へ向かって動くのだから、動きながら増えた腸内細菌も最後には食物と一緒に追い出されてしまうんですね。


つまり、大腸は腸内細菌の滞留の場ではなく、増殖と移動の場なのです。だから、大腸の入口付近の腸内細菌はいつも少なく、出口の肛門付近の細菌数が最も多いのです。

人間が消化できる栄養素は、タンパク質と脂肪、それにデンプンおよび砂糖です。

焼肉ばっかり食べていたら、ほとんどが消化吸収されますから、大腸内へ到達することができる食物はほとんど有りません。


完全消化できなかったタンパク質がわずかに大腸へ行きますが、せいぜい悪玉菌の増殖に手を貸すだけなのです。


野菜を沢山食べて食物繊維の補給を十分にしておくと、大腸内は酸性になるし、乳酸菌も増殖し、
そして抗酸化作用が最も強い水素の生産がうまく進行します。


大腸の長さは1.5mぐらいで、食物は約30時間をかけて通過します。

30時間から逆算しますと、5食分の食事が大腸に入っていることになります。


野菜を食べない食生活の悪玉菌の繁殖に比べて、野菜中心の食事をしている人の善玉菌が繁殖した大腸が果たす役割には計り知れない利点があります。


何も考える必要はありません。野菜を食べれば良いのです。けれども、いかに野菜豊富な食事にありつくかについては考えていただかないとだめですが。







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