全国3位のりんご産地・岩手県。果実全体が濃く鮮やかな赤色に色づいた、その名も「紅いわて」。
岩手県のオリジナル品種で、開発に20年近くかけて誕生した待望のリンゴです。
締まりのある果肉にあふれる果汁、酸味も少なく、甘みが引き立ちます。初せりでは、5キロ入り一箱2万円の高値が付く人気ぶり。この「紅いわて」が本格的に全国デビューを果たしたのです。注目なのは味だけではありません。
「よく色が乗ってくれる。今まで作ってたりんごだと高温によって着色が難しくなってきていた」(千葉りんご園 千葉久雄さん)
紅いわての一番の魅力は、温暖化に強いこと。気温が高くてもきれいに赤く色づくのです。
「従来のりんごだったら、葉摘みや玉まわしという作業(が必要)。(紅いわては)着色管理をしなくてもこのような色が付く。非常に魅力的」(千葉りんご園 千葉久雄さん)
県の農業研究センターがさまざまな品種の掛け合わせ試した結果、開発。親となった品種と比較すると、色の差は明らかです。研究は91年に始まりましたが、開発を進めるにつれ、農家から高温でも色づく品種への要望が寄せられるようになったといいます。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20131014-00000034-jnn-soci
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