伝統の京野菜をブランド化した「京野菜かね正」
京野菜かね正は伝統の京野菜を全国に普及させて功績は大きい。
市場の卸や仲卸は市場の中だけで販売を考えていたが、京野菜かね正は東京の三越まで出店して伝統の京野菜を普及させたのである。
むろん京都市中央卸売市場が、長い年月かけて京野菜を育て生産者を支援してきたことは間違いない。しかし、市場は京野菜のブランディングという意味ではかね正を超えられない。そこが市場の泣き所だ。
そうした伝統の京野菜のブランド化に汗を流した京野菜かね正の創業者、土明良久さんとは20年前にアメリカ視察旅行を共にした。
京野菜のギフトはまるで和菓子のようであった。
市場の人たちでは思いもつかない発想の素晴らしさがあった。
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