きゅうりの白いぼ・黒いぼ戦争の帰結は・・・
いぼの刺の色から、黒いぼ種と白いぼ種にわけられます。
春きゅうりとしては華南系黒いぼ種が、夏きゅうりとしては種として華北系白いぼ種が栽培されていました。
華北系白いぼ種は果実全体が緑色で生食用として見ばえがし、皮が薄く歯切れがよい。このことが消費者の評価を高め、白いぼ種が注目されるようになりました。
近年は品種の改良と台木の育成により、白いぼ種が周年栽培されています。
【白いぼきゅうり】
表面がなめらかで、刺の白い品種。生産量の9割以上を占める。緑が鮮やかで皮が薄く、どんな料理にも向く。
【黒いぼきゅうり】
表面の刺が黒いもの。かつて春から初夏どりとして全国的に主流であったが、現在ではわずかに残るだけ。皮が厚く、肉質は柔らかい。
*市場の卸の先の見通しに振り回され、崩壊していった産地もあります。注意が必要です。
★写真左2本が白いぼ、右は黒いぼ
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