『漁村・ブリンディシのもう一つの顔』Brindisi in South Italy
好きな光景
作家・市川さんは下記のように紹介されています。
イタリア南部プーリア州の最南端に位置するこのブリンディシは、アドリア海に面する人口約9万人の港湾都市で知られます。古くはローマ帝国時代から地中海の海路の要所として栄え、中世には十字軍のヨーロッパ遠征の窓口となって繁栄の一途をたどった港町でもあります。
『漁村・ブリンディシのもう一つの顔』Brindisi in South Italy
イタリア南部プーリア州の最南端に位置するこのブリンディシは、アドリア海に面する人口約9万人の港湾都市で知られます。古くはローマ帝国時代から地中海の海路の要所として栄え、中世には十字軍のヨーロッパ遠征の窓口となって繁栄の一途をたどった港町でもあります。
現在でも国内からの船をはじめとして、隣国のギリシアやアドリア海沿岸諸国、北アフリカ周辺の国などの海路の拠点であり、地中海各地への交通の要衝として大活躍している港町ですが、バーリと同様に中世から営んできた漁業も自慢の職業のひとつに数えられていることを忘れてはいけません。
見てください。この壮観な眺めを。
今日は聖の日、日曜日のため停泊しているこの船軍団を。
町には代々漁師を職業とする市民も多く、ウィークデーの夕刻には活気ある港町の様子も呈します。
ひなびた漁村のイメージには遠い情景ですが、でも、この町を象徴する海の生活がここには見えます。
湾に停泊している漁船の後方にアドリア海の海原に浮かぶ楽しげな漁船の姿も見え隠れし、ブリンディシならではの光景が広がっているのです。
これは漁業を誇りとするブリンディシならでの景観なのです。
素敵ですね…。
(市川 昭子著)
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