2013年1月25日金曜日

西洋野菜大祐の創業者大木健二さんのこと



















西洋野菜を全国に普及させた仲卸 築地大祐

==40周年記念パーティーでは壇太郎さんもスピーチ==

 

 







築地仲卸・西洋野菜大祐の創業者大木健二さんはほんとに野菜が好きな人だった。

午前中の忙しい時間帯にも拘わらず取材などの仕事があっても決して嫌な顔はされなかった。私も料理雑誌の婦人記者を何人紹介して同行したことか。

結局こうした対応が西洋野菜・大祐の名を全国に広めたわけである。


ところで同社の40周年記念パーティーはホテル ニューオオタニで行われた。
食通で知られた 無頼派作家・壇一雄のご子息で、CFプロデューサーでエッセイストの壇太郎さんもかけつけ「やぁ、おやっさん40周年おめでとう!」と祝辞をご披露された。
 
そのころ壇さんは食材仕入のために、よく築地市場にも足を運ばれていた。
 

 
 




また帝国ホテルの調理場へもアポなしで「やぁ!」といいながら入って行ける人だった。


ある時、三井不動産の江戸英雄さんから電話があり西洋野菜の流通事情を話に行かれたこともあった。

江戸さんはご存知のとおり農業にとても造詣が深く自分でも農業をされた。
絨毯の上に西洋野菜を拡げて江戸さんに説明される大木さんの姿が目に浮かぶなぁ・・・。
 
同社の経営はいまでは甥子さんに継承されているが、大木健二さんの開拓者スピリッツは受け継いでほしいものだ。
 
 
 
 
 
 
 

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