2012年11月9日金曜日

吉四六さんは愉快で面白い人だ!


小野 信一さんからシェア


この画像は、大分市稙田地区の「かかし祭り」の一コマです。


今日は、このかかし、「吉四六さんの天昇り」の話です。


吉四六さんは、大分県野津町(今の臼杵市)の人で大変とんちの効いた人、ユーモアの人です。
吉四六さん、あるとき「天昇をするから村人を畑に集めて」と、妻のおへまに言う。


村人が興味深々で集まってくると、
吉四六さんは、「今から天に登るから、この竹をしっかり持っていてくれ」といい、村人に竹の持たせ、竹を登り始めた。


やがて、丈の先っぽに来ると、竹が曲がって、吉四六さんは、落ちてしまう。


何度しても同じ繰り返し。村人は、大笑い、やんやの喝采


吉四六さん「この竹では、先が曲がって天に登れない。今度大きい竹で登るから、また見に来ちょくれ」といった。みんなは、ブツブツ言いながら、帰っていった。



その畑には、麦が植えられており、麦踏みは、すっかり終わったとさ。






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