おでんの季節です。
良く食べるコンニャク。お腹で水素を作る原料として有用なのに、この前、記載を忘れていました。コンニャクは栄養が無いと教えられてきたのですが、主成分のマンナンは腸内細菌によって分解されますので、水素生産菌の良い餌になります。
おでんの大根も一緒に食べれば、お腹は快調になるし、乳酸菌も増え、体内水素濃度も上がります。
セルロースはどんな植物にも含まれていますが、分子同士の引っ付き具合が非常に強くて、腸内細菌といえどもほとんど分解できませんので、あまり役には立ちません。
もう一度水素生産に有用な多糖類を書いておきます。
ヘミセルロース(野菜)、ペクチン(柑橘類、リンゴ、野菜)、マンナン(コンニャク)、β1,3-グルカン(アガリクスやメシマコブ、霊芝、酵母)、イヌリン(きくいも、ヤマノイモ、ゴボウ、玉ねぎ、ニンニク)、アガロース(天草、オゴノリ)、カラギーナン(海苔)、アルギン酸(コンブ)
【原先生の談話】
人間の意識はなんて傲慢なんでしょう。自分が消化できないと役には立たんと思ってきたんだから。ところが、腸内細菌はせっせと分解して、最後は水素まで作っているんですね。それがまた、人間の体内に広まって最悪の老化の原因になっている活性酸素を潰しているのですから驚きです。蛋白質の糖化と活性酸素、二大老化原因から解放されて、若さを保てる筋道ができてきたように思えます。
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