2012年3月14日水曜日

プランニング ジェックス (若林邑雄)の「販売促進講座」-22-









商品撮影のミニミニテクニック



商品、料理などを撮影する場合、そのものの色、質感がわからないと、見た相手に伝わりません。

経費削減などで自作のHP、ご自分で差し替えられている写真が、カメラのオート機能で取られた写真が多いです。また、そのままアップされています。

見る側にとったら、「これって暗くない?!」「もっとよく見えるように撮ってくれればいいのに!」 不満、疑問を相手に抱かせるだけです。

そうならないために、ご自分で撮影する場合の基本です。

ネットショッピングの不満!?http://facebook.gwbg.ws/fabcでも、アンケートの中で答えられています。

前回、「商品撮影のミニミニテクニック:1」http://facebook.gwbg.ws/cegz で、簡単に撮影のポイントを説明しました。
自分でとる場合の基本です。
1.撮影商品の背景を確認
2.光の当り方を確認
3.光の方向を確認
4.商品は、右肩上がり
5.モニターを見て商品の収まりを確認
6.0.3メガ(640×480ピクセル)で十分

特に商品、料理などの撮影する場合、プロのカメラマンに頼めばいいんですが。なかなかタイムリーには難しいと思います。

プロが撮った写真は、明るく鮮明に出来上がっています。それは、それなりの機材が必要になります。だからといってプロのように撮ることができないというわけではありません。

基本的なポイントがあります。
1.明るく撮る。→露出を変えていくつが撮ってみることです。コンパクトデジカメでも露出設定はできます。プラス、マイナスがあります。

2.ストロボは、発光させないようにしましょう。→エッ!と思われるかもしれません。コンパクトデジカメのストロボ、一眼レフのデジカメの内蔵ストロボは単一光で、商品など全体に当たって平面的な表現になってしまいます。また、コントラスト(明暗)が強くなってします。細部の質感が強い光でとんでしまいます。
肉眼で見た感じではなく、夏の強い光の中で見た感じになってしまいます。

明るい場所で、撮る。蛍光灯の下でも構いません。蛍光灯の設定モードが、カメラにあります。それを設定しましょう。カメラの機能を使いこなすだけです。

3.ホワイトバランスを使いましょう。→カメラにホワイトバランスという設定があります。撮そうとするものに当てて白いものを白く感知する機能です。
白いものが白く見えないと、撮そうとするものの色まで違って見えてしまいます。

撮影後、パソコン側に取り込んで、モニターでもう一度確認です。windowsの場合、おまけソフトでフォトエディターで、「イメージ」→「調整」にコントラスト、明るさ調整、ガンマ値があります。そこで微調整できます。
カメラにおまかせすると、カメラの癖がどうしても出ます。










参考画像は、左側がオートで撮ったものです。右は、露出を明るめプラス側に、ホワイトバランスも設定したものです。バックの白がこれだけ違ってしまいます。
同じライトピンクでもこれだけ違います。

また、ネットショッピングの不満!?で、「製品の写真がない/十分ではなかった」という不満があります。

全体を撮って、部分もアップで撮るようにしましょう。
そのとき三脚を使いましょう。

三脚を使う時、見ていただく人(購入者)の視線を想定して商品がわかり易い角度、見え方を確認しましょう。

驚きの写真を撮るわけではありませんので。

まず全体が入るように、モニターで確認。そして、そのままズーム機能を使ってアップでも取りましょう。

よく見かけるのが、全体だけとか、部分だけとかのものは、見ている側は、ここはどうなっているのかな?
全体は?という単純な疑問です。固定の大きさのままで見ることができないのでなく、クリックすると拡大して見れるようにしてあげることが、不満解消です。

撮影の時にそうすればいいだけではないでしょうか?

画像、写真が商品なのですから、気を配って撮影しましょう。ビジネスでは、単なる記録ではありませんよ。

訪問者(購買者)に不満、疑問を抱かせないようにしましょう。

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