2019年5月16日木曜日

平成から令和へ 野菜農家の未来は明るい

日本農業再生














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平成から令和へ 野菜農家の未来は明るい


 

 

 




合併10周年を記念したJA十和田おいらせの野菜生産者大会に出席、指定市場を代表して市場情勢を報告しました。


(1)最近の野菜販売情勢
暖冬により全国的に野菜は豊作、需要も振るわず、台風被害を見込んだ生鮮野菜の輸入も加わり安値が長期化。

指定野菜の平均卸売価格は7か月間にわたって平年を下回りました。

現在、相場は徐々に回復、冬春野菜の前進出荷でスムーズな産地切り替えが見込まれます。

卸売市場の格言に「安値のあとに高値あり」「谷深ければ山高し」というものがあります。好相場を期待しています。



(2)平成を振り返ると…
30年間で野菜の生産規模は2/3に縮小しましたが、品目構成の変化と単価上昇により産出額は増加、生産性は向上しています。

平成を三つの時期に区切ると、バブルが崩壊した最初の10年は「相場乱高下期」、デフレ不況となった次の10年は「相場低迷期」、政府が経済成長を掲げた最後の10年は「相場回復期」と言えます。

その年の豊凶による騰落はあるものの、長期的には野菜全体の価格は緩やかに上昇しています。



(3)令和はどうなる?
2000年を起点にした回帰分析では10年後に12%程度の価格上昇が予測されます。

農家戸数が減少する中でも野菜農家は踏みとどまっており、青森県においてはむしろ増えています。

農業産出額に占める割合も上昇し、野菜農家の優位性は高いです。

家族や従業員が楽しく希望を持って仕事ができるよう、経営者は常に明るく元気でありたいものです。

環境や法律が変わっても、我々卸売会社は出荷者と利害が一致した農家の味方であることに変わりはありません。

令和がいい時代になるよう一緒に頑張りましょう!

ー 友達: 篠崎 真孝











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