身近な単位
普段お米などを量るとき、「合」や「升」などの単位を使いますよね。
これらは、かつて計量に使っていた枡が基準になっていました。
また、アメリカなどで使われている重さの単位の「グレーン」は、もともと大麦の種1粒の重さが基準だったそうです。
このように昔は身近なものが単位の基準になっていましたが、多くの人が同じ単位を使うために、時代が変わるにつれて基準も変わっていきました。
今年5月20日には「キログラム」の定義が、これまでの国際キログラム原器に基づくものから、プランク定数という物理学の理論に基づくものに変わるそうです。
物理の理論に基づく、というと日常生活とはほど遠く感じますが、長く使われてきた単位は、時代や定義が変わった今でも習慣的に使います。
もしかしたら「合」や「升」は100年後も変わらず使われているかも?
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