ソーシアルメディアで青果物の流通
青森合同青果株式会社
じわじわと影響が出そうです
青森市中央卸売市場の10月の販売統計がまとまりました。
国が定める指定野菜14品目の平均卸売価格の対平年指数は、前月より4ポイントダウンし96%に。
出荷終盤の夏秋ものは、好相場にけん引され平年よりもやや駆け足で減量し終了へ。
これから収穫を迎える秋冬野菜は、逆にやや出遅れ気味。
西南暖地や関東沿岸部などでは台風24号の影響が懸念されます。
△▼は前月からのランクの移動を示します。
◆平年より極めて高い(200%以上)
※該当なし
◆平年よりかなり高い(150%以上200%未満)
にんじん△、ピーマン△
◆平年より高い(125%以上150%未満)
ねぎ、きゅうり、玉ねぎ△
◆平年よりやや高い(111%以上125%未満)
白菜△、トマト、レタス△、ほうれん草△
◆平年並み(90%以上111%未満)
大根、里芋、ばれいしょ
◆平年よりやや安い(80%以上90%未満)
※該当なし
◆平年より安い(67%以上80%未満)
キャベツ
◆平年よりかなり安い(50%以上67%未満)
※該当なし
◆平年より極めて安い(50%未満)
※該当なし
にんじんの高値が続いています。
青森県産の秋にんじんが始まりましたが、大不作の北海道産を補える物量もなく焼け石に水。
関東産と九州産の出荷が本格化する11月中旬までは堅調な相場が続きそうです。
早いもので今日で10月も終わり。
青森県産大根の入荷も終盤、今週になって出荷終了となる荷主も出始めました。
台風24号の塩害を受けた後続産地の千葉県産と神奈川県産は、年末年始には品薄となる見込み。
今のうちにたくさん食べておきましょう(笑)
画像はJAゆうき青森「滝沢平」の共選品。
美品です!
0 件のコメント:
コメントを投稿