サトイモの芋茎
傘にもできるほど大きな葉っぱのサトイモ。
地上に出ている葉柄も食べられることをご存じですか。
サトイモの葉柄の部分はズイキ(芋茎)といいます。
夏が旬の野菜で、地域によって違いはありますが、だいたい6月から9月にかけて収穫されます。ちなみに、ズイキの皮をむいて干した物は芋がらと呼ばれ、保存食とされています。実はこのズイキ、サトイモの葉柄であればどれでも食べられるわけではありません。担当の地元では赤ズイキが手に入るため、実家の台所ではアク抜きのために水にさらしている赤ズイキを時々見かけました。
八つ頭などの赤い葉柄の「赤ズイキ」、八つ頭などの赤い葉柄に光が当たらないようにして栽培した「白ズイキ」、ハスイモの葉柄の「青ズイキ」の3種類に分けられ、これらはどれも比較的アクが少ない種類ですが、それ以外のサトイモの葉柄はアクがとても強いので食べられません。
シャキシャキした歯ごたえが以前は苦手でしたが、最近ふと、母親が作ってくれたズイキのお味噌汁を思い出して食べたくなります。
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