青森合同青果株式会社
いにしえから日本人に親しまれてきた「ふき」
「蕗(ふき)」は数少ない日本原産の野菜。
もともとは山菜で、現在流通しているのは画像の「愛知早生」という栽培種。
野趣あふれる香りとサクサクした食感が持ち味で、日本料理には欠かせない食材です。
もちろんおせち料理にも。これから年末に向けて徐々に需要が盛り上がってきます。
奈良時代の長屋王の木簡や平安初期の歌謡「催馬楽」に登場することから、西暦700年代にはすでに食用とされていたようです。
「催馬楽」では、近江路の 篠の小蕗(おふぶき)早引かずと歌われており、路傍に生える山菜として利用されていたことがうかがえます。
1300年前から日本人に親しまれてきたトラディショナルな野菜。
王朝時代に思いを巡らせて召し上がってみてはいかがでしょうか?
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