2016年11月19日土曜日

いにしえから日本人に親しまれてきた「ふき」
















青森合同青果株式会社






いにしえから日本人に親しまれてきた「ふき」

 

 

 




「蕗(ふき)」は数少ない日本原産の野菜。

もともとは山菜で、現在流通しているのは画像の「愛知早生」という栽培種。

野趣あふれる香りとサクサクした食感が持ち味で、日本料理には欠かせない食材です。

もちろんおせち料理にも。これから年末に向けて徐々に需要が盛り上がってきます。

奈良時代の長屋王の木簡や平安初期の歌謡「催馬楽」に登場することから、西暦700年代にはすでに食用とされていたようです。

「催馬楽」では、近江路の 篠の小蕗(おふぶき)早引かずと歌われており、路傍に生える山菜として利用されていたことがうかがえます。

1300年前から日本人に親しまれてきたトラディショナルな野菜。

王朝時代に思いを巡らせて召し上がってみてはいかがでしょうか?






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