2016年6月20日月曜日

新しい需要に対応するために・・・


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新しい需要に対応するために・・・

やってみないと分からないこと

 

 

 

他所の生産者がやってないから価値があります




「日本とヨーロッパでは土壌が違うから、現地と同じ味の野菜は作れないよ」

「こんなマニアックな野菜、大量に作ってどこに売るの?」

「レストラン向けの地産地消なんて、みんな思いつくけれど長続きしないよ」

「JAを通さずに流通させようなんて、絶対潰される」

「飲食業は価格に厳しいから、買い叩かれるよ」
「シェフは、色々意見は言うけど実際は大して買わないから」

ヨロ研の結成当初「その道のプロ」と呼ばれる方々から、さまざまなご助言をいただきました。ほとんどが厳しいご意見です。こんなことを言われたら、始める前からやめたくなります。



でも、実際にやってみました。確かに大変なことばかりです。

土壌の違いより、気候の違いや栽培ノウハウの乏しさが問題でした。

病害虫が発生して出荷できなかったり、やっと育ってもほとんど売れず、そのまま畑でダメになった野菜も沢山ありました。

「地産地消」の呪文だけでは、飲食店は買ってくれません。

「値段が高い、規格外の安いのだけ欲しい」と仰るシェフも、リクエストされて育てた野菜を買ってくださらないシェフもいらっしゃいました。

けれども、それ以上に素晴らしいことが沢山ありました。

「こんな野菜が欲しかった、よく作ってくれた」
「イタリアの修業時代に食べた野菜より美味しい」
「畑が美しい、日本じゃないみたいだ」
「地元の若手農家が頑張っているのが嬉しい、応援したい」
「私達はヨロ研のファンだから、もし野菜が売れ残ったら全部買うよ」
といった、飲食店の皆様の言葉。

栽培しにくい野菜を、世界中で品種改良してヨロ研へ届けてくれるトキタ種苗さん。決して売りやすいとは言えない野菜を、懸命に売り歩いてくださる卸の営業さん。レストランでヨロ研野菜を召し上がってくださる、たくさんのお客さま。

日々色んな問題に直面して、越えるべきハードルも山積みですが、ヨロ研メンバーが前向きになれる理由は、応援してくださるかたや、一緒に頑張るメンバーが沢山いて、未来が見えているからです。

また、ヨロ研の活動を通して、各地で新しい農業に挑戦する生産者にお会いする機会が増えました。

皆さん、外野から色んなことを言われています。さまざまな困難にぶち当たっています。

でも、それは「やらない理由」にはなりません。

「やった人」には、やらない人、中途半端にしかやったことのない人には見られない未来が見えてきます。

ヨロ研もまだまだスタート地点から1,2歩あゆみ出したばかりです。全国の「新しい農業」に挑戦する方々と一緒に、挑戦を続けていきます。(終わり)



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【さいたまヨーロッパ野菜研究会とは】

「国内でなかなか手に入らないヨーロッパ原産の野菜を、さいたま市内で栽培できないだろうか」という地元シェフの声がきっかけで結成された研究会(任意団体)です。

2013年春から、さいたま市内の「若手農家」「シェフ」「種苗会社」「卸」「自治体」「大学」などが協力して、今まで輸入に頼っていたイタリアやフランス原産の野菜の栽培・流通に取り組み始めました。

現在、さいたま市岩槻区を中心に約10軒の若手農家が、年間約50種類のヨーロッパ野菜を栽培し、卸を通じて埼玉県内約1000軒、全国約120軒のレストランで「さいたまヨーロッパ野菜」としてお使いいただいています。

【公式紹介動画】
https://youtu.be/faG6p93Spcw
【取材・仕入れ等に関するお問い合わせ先】
さいたまヨーロッパ野菜研究会 事務局 
(公財)さいたま市産業創造財団内 担当:福田
TEL 048-851-6652
ホテル・レストラン様向けの業務用販売です。
ご注文に関しては、お取扱い卸を通して、1個、1束単位で購入できます。(配達エリア内であれば送料無料です)
公式サイト  http://saiyoroken.jimdo.com/
14105764
〇さいたまヨーロッパ野菜研究会 サポートレストラン
 (通年で研究会の野菜メニューを提供しているレストランです)
 http://saiyoroken.jimdo.com/レストラン紹介/
〇埼玉県内のお取扱い卸
 関東食糧㈱(担当:飯田)
 048-786-9111
 http://www.kanto-syokuryo.co.jp/
〇東京都内のお取扱い卸
インターナショナル・グリーンサービス(担当:鈴木)
TEL 03-5492-1851
http://igs-tokyo.co.jp/
〇一般のお客様向けお取り寄せサイト
フードバリュー プロ(関東食糧通販サイト)
http://www.kanto-syokuryo.jp/shop/
○小売り店舗
伊勢丹浦和店 地下野菜売り場
クックパッド レシピ集 http://cookpad.com/kitchen/
※「さいたまのヨーロッパ野菜」はさいたま市の地域産業資源に登録されています。
http://archive.pref.saitama.lg.jp/upl…/attachment/601950.pdf


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都市型農業には大きな可能性があります。
首都圏4000万人の消費人口を想定して取り組んでください!
しかも世界最大規模のソーシアルメディアを持っているのですよ。

それだけでもワクワクするではありませんか?
ガンバレ! 埼玉県の若ものたち!




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