2016年2月18日木曜日

グリーンショップ ハラダのウリは地元在来作物(伝統野菜)

 グリーンショップ ハラダのウリは地元在来作物(伝統野菜)





八百屋とは諸説あるが「八百」は「沢山」と言う意味で、数多くの物を扱うところからきていると言われている。

その数は1976年に6万6千存在したしたが、30年ほどの間でおよそ3分の1の2万3千件ほどにまで減少している。

大規模なスーパー等の影響で個人で営む八百屋は激減しているのが現状。

そんななか、山形県には輝きを放つ八百屋がある。その名は「グリーンショップ ハラダ」。

この店の最大の特徴はなんと言っても種類の多さ。

山形県内の在来作物(伝統野菜)で手に入らないものはないと言っても過言ではない。市場ではめったにお目にかからない野菜にここでは出逢える。

これを実現させるため、県内の隅々まで走り回り、農家へ直接訪れ生産者にから仕入を行っている。

しかし、この行動は非常にコストがかかる。

山形県は中央に山脈があるため道路事情が非常に悪く、野菜を仕入れるために3時間以上かかるところもあるからだ。

そのため通常は売れ筋の商品を中心に展開するのだが、グリーンショップ ハラダは真逆をいく。
その理由は「農家が丹精込めてつくった野菜をたくさんの人に届けたいから。」
これは極めてシンプルな回答だが八百屋の真髄ともいえよう。

消費者の代わりに走り回り、県内の美味しい野菜、希少な野菜を気軽に購入できる場所を提供することで、山形県内の野菜が多彩で質が高いことを発信し続けている。

現在、グリーンショップ ハラダは日本野菜ソムリエ協会認定事業が主催するソムリエアワードでグランプリを目指し挑戦している。

https://www.facebook.com/vegefru.nintei/

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