2015年10月23日金曜日

果物は糖度だけでなくフレーバーが決め手






ラジオから流れてきた言葉

 

 

 


果物の味について語られるのは、糖度の高さだけが問題にされている。

昨日もTBSラジオから、知り合いの青果卸会社の担当者の声が流れてきた。りんごのある品種を評して宣伝されていたのが高糖度系品種改良の歴史だった。

もちろん甘い果実は一般的に消費者のうけはいい。

しかし、たとえばみかんは糖度だけが高くてもよくない。適度の酸味がやはり必要で糖度と酸味のバランスが濃くをだす。

糖度だけの追求をしている果物だが、甘さにに拘るなら洋菓子のスイーツにはとても勝てない。

大切なのはスイーツにはない植物繊維とフレーバー(flaver)であろう。果物を口に入れたときに感じる香りと風味である。

さらに消費不振の果物の消費拡大を考えるのなら、果物の野菜的利用である。たとえばりんごでは甘さがかえって邪魔になるから、酸味のある国光、紅玉が求められているのである。

果物はまるかじりだけではなく、もっと料理用の品者開発が求められていることを忘れてはいけない。






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