2015年5月18日月曜日

「売りたいもの」と「買いたいもの」とのギャップ









「農産物」が「商品」に変わるとき















かりに生産者がネギを栽培したとします。


流通の主力は収穫して農協の集荷場へ運びます。

そこから市場へ。そこまでは、まだ農産物です。


市場で「セリ」にかけられます。(いまは「相対取引」が増えたが)ここで、「農産物」が「商品」と変化します。ここはとても重要で、競合産地のものとの比較が始まります。


仲卸を経由して八百屋なり、量販店の店頭に並びます。


ここまではずっと「儲けのためにという資本の論理」が貫徹しています。


そして、小売店の売り場では「売りたいもの」としてアピールされます。


しかし、ここでまた問題が・・・。


消費者の「欲しいもの」は「資本の論理」が貫徹していないのです。


ここの判断・分析が難しいのです。


消費者は何も儲けのために買うのではありません。


それは「欲求」です。


「ニーズ」や「ウオンツ」と言われます。


そこを上手に折り合わせるのが「販売力」となります。







0 件のコメント:

コメントを投稿