農業問題でもことに青果物の流通にフォーカスしています。 生産者、流通業者、量販店、料理人などの実需者対象。 地域活性化のためにソーシアルメディアを活用中。 講演講師、各種調査依頼もお引き受けいたします。メールでお問い合わせください。
2014年1月6日月曜日
こんな市場にどこの生産者が出荷するの?
現在、全国には中央卸売市場が72都市に設けられています。そのうち青果を扱う中央卸売市場が57都市。卸売会社の数がは79社あります。
主力卸のホームページを拝見しました。社長の新年の挨拶を読みたかったからです。むろん未だホームページさえ作ってない卸が結構あります。
社長の新年の挨拶をアップしてるところは極めて少ない。
で、読みました。アベノミックスを論じるのは結構なことですが、「わが社のUSP・特徴ウリ」を打ち出しているところはどこもなしでした。
卸が79社あるなかで産地に「選んでもらうポイント」がなけば意味がありません。どこの卸なのかさっぱりわからないのです。
★「他社と違って、わが社はこうした産地対策の努力をしていて成果を出しています。だからぜひわが社へ出荷を!」という肝心なことが書かれていません。
こんな卸にどこの生産者が無条件委託の出荷をするのでしょう?
ネット社会ではすでに国境なき社会でビジネスをしています。このままの意識ではほんとに市場はガラパゴス島です。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿