2012年3月4日日曜日

これが伝統の特産野菜・宮崎の「京いも」だ!






さといもの一種で、その形状から「たけのこいも」とも呼ばれ、宮崎産が東京市場で90%、大阪市場で98%を占める希少価値の高い特産野菜です。

商品は、皮がむきやすく煮くずれしにくいことから、おでんや煮物用に向いています。

産地では、そのおいしさを高めるため、収穫後に畑に幅150cm、深さ40cmの溝を掘り、1本ずつ逆さまにして伏せ込み、収穫後に15日以上土の中に貯蔵することで追熟し、完熟させます。

初冬のたいへんな仕事ですが、1本1本たいせつに伏せ込み、完熟の味を追求しています。

「京いも」という名前から、京都府産の「いも」と思われがちですが、宮崎県産のさといもの一種を「京いも」と呼びます。京都の精進料理に使われていたことから「京いも」と名付けられたと言われています。

また地上に頭を出している形が、たけのこによく似ていることから「たけのこいも」とも呼ばれています。宮崎のブランド認定を受けている京いもは、普通の里芋と違い円筒形をしており、長さ・重量ともに日本一大きな里芋です。宮崎の生産量の60%を小林市が占めています。

身の締りがよく、煮くずれしないのが特徴で皮を剥き易いので、料理には大変便利です。 煮物やおでん、田楽などの和食にぴったりですが、すりつぶしてコロッケにすることもできます。

京いもは消化がよいのが特徴で、ぬめり成分が胃腸の働きを助け、胃腸の粘膜を丈夫にし胃壁を守ります。また、食物繊維が便通をよくする作用があります。





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