sizzle しずる感の演出は・・・
冷えたビールは、そのグラス、ジョッキに水滴がついていますね。また、ビールの泡がグラスの4分1くらいにあってグラスから盛り上がっていますね。
ビールが旨そうに見えます。それが「しずる感」です。料理の場合、冷たいものは冷たく、温かいものは温かく見えて美味しそうにその料理が見えることをしずる感と言います。
転じてそのものの魅力がでていることを「しずる感」と広告業界では言っています。
見本の写真は、しずる感を表現するために演出をします。関わっているスタッフだけでも4人はいます。
料理人、カメラマン、カメラマン助手、ディレクター。というスタッフです。
料理ばかりでなく、写っている小物類も準備します。材料、背景などです。また、ローストチキンの皮が照りがあることが美味しさを倍増させますので、照りを出しための演出もします。
最大限の「しずる感」を表現するためです。撮影時間も料理時間別にして2時間はかかります。
そのものの持っている魅力を感じてもらう、表現するのが「しずる感」
しずる感を表現するためには、前回お話した、Simple is The best.も必要です。
そのものの魅力って何?ということを情報として整理しなくてはなりません。そしてその魅力を引き出すのにどうすればいいかという方法も考えなくてはなりません。
情報の整理と方法が、魅力を感じさせます。
幸せそうなカップルの写真は、幸せ感があふれていなければ、相手に伝わりません。言葉は抽象的ですか、具体的にどう表現、演出するかです。
固いものは、固く。柔らかいものは柔らかく見えないと、おかしいですね。
らしさの表現ということです。
作成:プランニング ジェックス :若林邑雄
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