欧州でGLOBALGAP認証が始まった理由は、仕入先を管理するためです。
日本の流通や食品産業は、自分の店舗や工場をピカピカにするのは得意ですが、仕入先管理が苦手です。
事故米の時も「まさかあの企業が・・・」という会社が巻き込まれています。
仕入先管理というと、使った農薬の履歴を集めることだと思っている人がいます。
これは大きな間違いです。
残留農薬の基準違反(=食品衛生法違反)を起こす原因は、農作業の現場にあります。
履歴を集めるだけでは、事故は防げません。GAPの導入が必要なのです。
21世紀になって、なぜGAPの認証制度が世界中に登場したのか?
農産物の買い手の視点「仕入先の農場・JAが、しっかり安全管理できているのか、判断・評価したい」
農場・JAの視点「うちは真面目にしっかり安全管理している。信頼できる仕入先であることを消費者やバイヤーにアピールしたい」
これらのニーズに対する解決策(ソリューション)がGAPの認証制度なのです。
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